家を建てる際に土地の守護神(しゅごしん)を祀(まつ)り神の思召しを受け、工事の安全無事、土地の平安堅固(へいあんけんこ)を祈願する地鎮祭。その地鎮祭で土地の神をしずめるために地中に埋めるものを鎮物(しずめもの)と言い、鎮物は土地の神への奉献物のことで、穴を掘って埋納されます。

鎮物(しずめもの)

スタッフブログ
2024.7.26

新店舗の建築に向けて、連日暑い中工事を進めていただいております。
夕方には大雨が降る日が続いてしまい、急な対応を迫られることもあったようです。

7月25日(木)には地盤改良、上下水の管の埋設が完了しました。

工務店の方に鎮め物を埋めておくようにご連絡をいただきましたので、26日(金)早朝に鎮物を埋めました。

鎮物とは、土地の神様を鎮めるために地中に埋めるもので、工事の安全や生活の平安を祈願するものです。
箱の中には、人形(ひとがた)、鏡、剣、矛、盾、小刀、長刀子、水玉などが入っており、地域や神社によって箱や封筒の形が異なります。

地鎮祭の際にお預りしておりました鎮物は、いったん家の神棚に置いておきました。

店舗建物の中心地に埋めようと、だいたいの位置を定めました。
スコップでがさっと掘りますが固い!!
もうすでに土壌は固くなかなか簡単には掘れませんでした。

ようやく、鎮物(しずめもの)が埋まる深さまで掘り進めることが出来ましたので、東向きに置きました。


静かに土をかぶせ、引き続き工事の安全、働いていただいているスタッフ、また家族の無病息災を願いました。

 2024.7.26

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