贅沢なまるごとチーズフォンデュと和紅茶で、寒さ厳しい冬にも体も心も温まるゆったりのんびりした時間を

贅沢なまるごとチーズフォンデュと和紅茶で、体も心も温まる幸せな時間を

スタッフブログ
2024.11.25

こんにちは。
いつもご覧いただき、誠にありがとうございます。
千紀園スタッフ佐藤です。

めっきり寒くなり、すでに外出時にはダウンのロングコート、室内では温かい靴下が手放せなくなっております。
さて、寒い季節と言えば『鍋』。そこで、今回は「鍋とお茶」をテーマに「チーズフォンデュと和紅茶」の組み合わせのご提案です。

なぜチーズフォンデュ?

「お茶と鍋」というテーマから、出汁とお茶の組み合わせの食べ比べなども考えたのですが、ふと鍋と同じように冬場にみんなで食卓を囲んでできるチーズフォンデュが頭に浮かび、「チーズフォンデュとお茶」を取り上げてみてはと思いつき、県内のチーズ事情について調べ始めました。

Lactoserumの古株つや子さんのウォッシュチーズ

調べる中で、とても魅力的なチーズたちを作る、魅力的なチーズ職人さんが県内は東近江市に工房を持たれていることがわかりました。
様々なチーズを作られており、その中でもまるごとチーズフォンデュに良さそうなウォッシュチーズというものに目がいきました。
そこで、実際にこのチーズを購入し、冷蔵庫でねかせ、賞味期限ギリギリまで熟成したものを実食したところ、お皿にチーズが残らないほど美味しく頂き、このチーズでするチーズフォンデュを紹介したいと思い、チーズフォンデュに決めました。

Lactoserumの古株つや子さんの【ウォッシュ】は、
「チーズの外皮を乳清(ホエー)塩・リネンス菌をブレンドした液体(モルジュ液)で洗いながら数週間熟成させ仕上げたチーズです。
一般的なウォッシュチーズより香り風味は穏やかでもっちりとした生地なので口当たりは柔らかく、加熱する事でコクが増すので焼いてとろけたチーズと加熱したジャガイモ(温野菜)等と共にお召し上がり頂くこともできます。」(Lactoserumウェブサイトより)
と言われるように、チーズフォンデュにも適していると考えられます。

今回のチーズは賞味期限2か月のところ、販売から2週間熟成されたものを使用しました。

なぜ和紅茶?

始めは漠然とチーズに抹茶を少し混ぜたらどうかと考えておりましたが、先ほどのチーズを食べた際、これに何か他の物を混ぜるのは違うなと思い、純粋に飲み物として合うものはと考えました。
そこで、真っ先に浮かんだのは香ばしさを感じるほうじ茶。
しかし、このチーズを主役にするのであれば、もう少しクセは抑えめで香りを楽しめる方が良いのではないかと考え、近江の和紅茶にたどり着きました。

近江の和紅茶(中村農園)

老舗茶舗千紀園の近江の和紅茶ティーバッグ

今回の和紅茶は、「おくみどり」と呼ばれる、日本茶の品種として広く栽培されている茶葉から作られています。
おくみどりは、すっきりとしたさわやかな味わいと香りが特徴ですが、今回のものは春摘み、夏摘み、秋摘みと主に年3回行われる茶摘みの中で、「夏摘み」のものを使っており、太陽をしっかりと浴び育った夏摘みの茶葉は、春摘みのものと比べて芳醇な香りと深い味わいも楽しめます。

針金状の細長いリーフ型の茶葉を少し刻んで細かくしたものを、テトラティーバッグに詰めています。
気軽に淹れられるティーバッグの中でもテトラ型は茶葉のジャンピングがしっかりとできる形をしているため、紅茶の豊かな香りと味わいをしっかりと引き出すことができます。

当店の近江の和紅茶商品一覧
近江の和紅茶 ティーバッグ(テトラ)3g×2個
近江の和紅茶 ティーバッグ(テトラ)3g×6個
近江の和紅茶 ティーバッグ(テトラ)3g×10個

実食

急激に最高気温12度と気温が下がり、寒い日、家族でチーズフォンデュを囲みました。

<作り方>

【材料】
●「Lactoserum ウォッシュ(リネンス×ホエーウォッシュチーズ)」 1個(150g)
●黒コショウ 少々
●じゃがいも、きのこ、ブロッコリー、ソーセージ、パン 適宜

【手順】
①「Lactoserum ウォッシュ(リネンス×ホエーウォッシュチーズ)」の上部に十字の切れ目を入れる。
②お皿にのせ、電子レンジ(600W)で約2分程度加熱する。
 (こぼれない程度にトロリとなるまで)

<紅茶の淹れ方>

①お湯を充分に沸騰させ、ティーバッグを入れる前にグラスにお湯を少量入れ、グラスを温めます
②グラスが温まったらお湯を捨て、沸騰させたお湯を再度グラスに注ぎます
③直後にティーバッグ1個を入れ、ふたをして静かに2分蒸らします

チーズフォンデュと和紅茶の組み合わせ

前回試食した際に、とても気に入っていた我が子も含めて、待ちに待った贅沢なまるごとチーズフォンデュ。

まずはシンプルにパンをつけて頂き、そして和紅茶の入ったグラスへと手を伸ばし、具材を変えては、また和紅茶を。。。ずっと組み合わせを楽しめ食べ飽きない。
試食時同様、我が子はお皿にひっついたチーズまでペロリでした。

しかし、この若めの【ウォッシュ】と熱い温度から低くなっていく和紅茶を合わせていく中では、味の変化を楽しむことができました。

まず、今回の【ウォッシュ】はミルク感が増しており、淹れたての和紅茶と合わせると、チーズの甘みというかミルク感と和紅茶の甘い香りでずっと楽しめる組み合わせでした。
また、温度が下がった和紅茶と合わせるとチーズの熟成の香りを引き出し、チーズの香りを楽しめる組み合わせでした。

今回は上記のような状態での実食でしたが、チーズの熟成度合いや和紅茶の淹れ方によって違ってくるものだと思います。
もちろん、チーズや和紅茶の種類は数多くあり、好みに合った組み合わせがあるかと思います。
今回の組み合わせから学ぶものは大きく、もっと他の組み合わせをしてみたくもなり、楽しかったです。

 

 2024.11.25

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