父の日に、たくさんのありがとうを込めた贈り物を
- 読み物
- 2021.6.4
2021年の父の日は6月20日です。
お父さんへ日ごろの感謝を伝える、父の日の贈り物はもうお決まりですか?
父の日より先にある母の日は、5月の第2日曜日にあるため、父の日は6月、とわかっていても、第2日曜日なのか第3日曜日なのか迷われる方も多いのではないでしょうか。
実は、日本で父の日が現在のように一般的な行事として広まってお祝いされるようになったのは、1980年代に入ってからで、母の日と比べて最近のこと。
今回は、もっと父の日を知るべく、父の日にまつわるあれこれをご紹介します。
父の日の由来とは?
父の日は1972年のアメリカで正式に制定された、国の記念日(祝日)です。
同じアメリカで誕生した母の日が正式に制定されたのは1914年ですので、母の日から遅れること実に50年以上。
ずいぶんと時間差がありますよね…
父の日は、アメリカのソノラ・スマート・ドットという女性の嘆願によるものから始まりました。
ソノラの父親は軍人で、南北戦争から復員した後に妻を亡くし、男手ひとつで6人の子どもたちを育て上げたのだそうです。
6人兄弟の末っ子だったソノラは、ある日教会で行われていた説教を聴き、母親への感謝を表す日である「母の日」があることを知りました。
そこで、「母の日があるならば、父の日もあるべきだ」と思い立ち、1909年に牧師教会へ「父に感謝する日も作ってほしい」と嘆願しました。
その思いによって翌1910年、ソノラの父の誕生月だった6月の19日に、初めて父の日の式典が開催されたのだそうです。
この日が第3日曜日であったことから、「父の日は6月第3日曜日」と定着するようになったのです。
しかし、父の日が一般に浸透するまで、まだまだ長い時間を要しました。
1916年の父の日の式典で、第29代アメリカ大統領であるウッドロー・ウィルソンが演説を行ったことで、多くの人が「父の日」を知ることになりました。
その後、1966年に、第36代大統領リンドン・ジョンソンが「父の日」を称賛する大統領告示を出し、「6月の第3日曜日は父の日」と定めました。
そして1972年、父の日は国の記念日(祝日)として、ついに正式に制定されたのでした。
そんな父の日がアメリカから日本がやってきたのは、1950年代ごろのことでした。
当時はまだまだ認知度が低く、現在のように一般的な行事として広まってお祝いされるようになったのは、1980年代に入ってからだといわれています。
父の日と母の日の贈り物に違いはある?
「母の日」の贈り物といえば、真っ先に赤いカーネーションを思い浮かべる方も多いはず。
もちろん「父の日」にも、父の日の定番のプレゼントとなっているお花があります。
それは「黄色のバラ」。
アメリカでは、お父さんが健在であれば赤いバラを、亡くなっていれば白いバラを贈る習慣があります。
また、黄色には「幸せ」「暖かさ」「尊敬」といった意味があります。
さらに黄色はイギリスでは「身を守るための色」、アメリカでは「愛する人の無事を願う色」だといわれています。
そこから「父親を尊敬する」「家族の幸せを願う」といった意味が込められている黄色が、父の日のイメージカラーとなりました。
これらのことから、日本では父の日に黄色のバラを贈ることが定着しました。
赤いカーネーションと黄色いバラの違い以外は、お父さんへの感謝を込めて、お父さんのお好きなものや健康に良さそうな贈り物をすることなど、母の日との違いはありませんよね。
千紀園では、お父さんのお好みに合わせられる、様々なギフトを取り揃えています。
老舗茶舗のひやひやスイーツセット3種6個
価格3733円(税抜)
新茶と京都宇治抹茶そば2袋・そばつゆ4袋(4人前)竹かごセット
価格3475円
また、黄色のバラの絵柄の、父の日用メッセージカードもご用意しております。
(一部メッセージカードをお付けできない商品もございます)
普段お父さんとあまりお話をされない、という方や、最近のコロナ禍でお父さんと会えていない、という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
父の日は、お父さんへの日ごろの感謝を伝える良いチャンス。
お父さんへのたくさんの「ありがとう」を込めたギフトを贈ってみてはいかがでしょうか。
千紀園スタッフ 2021.6.4
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