冬の琵琶湖でワカサギ取りが楽しめます!

スタッフブログ
2023.2.24

私たち千紀園(せんきえん)のある滋賀県には、日本一大きく(面積約670平方km、周囲約235km)、また日本一古い淡水湖「琵琶湖(びわこ)」があります。

琵琶湖では、冬の間、1~2月をピークに12月終わりから3月に入るころくらいまで、琵琶湖の西湖岸である湖西地域を中心にワカサギ取りが出来、年を経るごとに人気になっています。

「ワカサギ取り?釣りではなくて取り?」と思われた方もいらっしゃるでしょうか。
氷が張った湖の上で、氷に穴をあけて釣竿を垂らす「氷上ワカサギ釣り」が、イメージとして思い浮かぶ方が多いかもしれませんね。

そうなんです、琵琶湖では「ワカサギ取り」なんです。

 

琵琶湖での「ワカサギ取り」とは?

日中沖に出ていたワカサギは、夜になると、産卵のために湖岸や琵琶湖へ流れ込む川へとやってきます。
その湖岸にやって来たワカサギを、真っ暗な中、手元の明かりだけを頼りに、タモですくったり投網で取ったりするのが、琵琶湖での「ワカサギ取り」です。

時期やその日の気候によって取れる量は変わりますので、慣れた人は気温や風、そして時間を見極めて湖岸へ向かい、予測を立てて楽しんだりすることも。

1人で黙々と取るも良し、家族や友人たちと楽しむも良し。
徐々に琵琶湖での人気レジャーの1つとなってきています。

 

ワカサギ取りのコツは?

「琵琶湖でワカサギ取り、楽しそうだな~」と、ご興味を持たれたそこのあなた!
ワカサギ取りにはコツがあるので、ご紹介いたします。

まず1つ目は、白ライトではなく、眩しくなく、魚が警戒しにくい赤ライトで探すこと。

次に2つ目は、魚に直接ライトを当てずに、ギリギリ捉えられるところにライトを当てること。

最後3つ目は、ワカサギは前に動くので、頭が向いている方向の少し先に網をかぶせて取ること。

以上の3つのコツを掴めば日にはよりますが、大漁間違いなしで大いに楽しめます。

 

取れたてのワカサギをおいしく食べたい!

ワカサギ取りを楽しんだ後は、やはり食べる楽しみです!

取れたてのワカサギは臭みもなく、渓流魚のアユも属しているキュウリウオ科独特のキュウリに似た良い香りがします。

天ぷら、から揚げ、南蛮漬け、一夜干しなど、色んな食し方で冬を楽しめます。


ちなみに、新鮮なワカサギをより美味しく食べるコツは、指でおなかをキュッと尻尾の方向へ滑らせ、はらわたなどを出してから調理することです。

また、冷凍用の袋に水と一緒に入れて冷凍庫に入れておけば冷凍焼けもせず新鮮なまま冷凍保存できます。

 

関西の方はもちろん、全国の皆様も、もし1~3月のワカサギ取りのシーズンに滋賀県へ来られる際は、ワカサギ取りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 2023.2.24

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