麦茶で熱中症対策をする秘訣
- 日本茶
- 2020.7.29
熱中症を予防したいなら、こまめな水分補給が決め手となります。
麦茶にはカフェインが含まれていませんので、お子さんやご高齢の方にも最適です。
ただし、麦茶には塩分が入っていませんから、注意が必要です。
麦茶を飲む場合には、意識的に塩分を摂取しましょう。
これから、有効な熱中症対策について詳しく説明します。
誰もが安心して飲める麦茶
熱中症対策として有効な方法は、積極的に水分補給を行うことです。
喉が渇いたことに気づいたら、早めに水分を摂取しましょう。
ただし、カフェインが入っている飲み物には利尿作用があり、体内から水分が失われやすくなりますので、なるべく避けるようにしましょう。
麦茶はノンカフェインですから、赤ちゃんやお子さんの水分補給にもぴったりです。
赤ちゃんやお子さんは汗をかきやすいので、こまめに飲ませてあげましょう。
ただし、赤ちゃんには湯冷ましで薄めてから飲ませてあげることをお忘れなく。
関連記事:麦茶は夏場に最適な飲み物!麦茶と緑茶の違いについて
麦茶に含まれている栄養素とは
麦茶にはリンやマンガンなどのミネラルが豊富に含まれています。
体に必要な栄養素ですから、不足しないように摂取することが大切です。
また、麦茶に含まれているアルキルピラジンには、血液をサラサラにする効果・効能があります。
脳梗塞など病気の予防に役立ちます。
ほかに、抗酸化作用があるポリフェノールも入っていますから、動脈硬化などの生活習慣病の対策になります。
麦茶を飲みながら健康を促進しましょう。
麦茶を飲みながら上手に熱中症対策をしよう
汗をかくと、水分とともに塩分も体内から失われます。
水分補給を行っても、塩分が不足すると体内の栄養バランスが崩れて、熱中症を発症しやすくなります。
麦茶は水分補給に最適な飲み物ですが、塩分が含まれていません。
上手に熱中症対策をしたいなら、水分だけでなく、適切な量の塩分も摂取しましょう。
手軽に塩分を摂取する方法として、梅干しを食べるのもおすすめです。
梅干しには塩分が入っていますので、熱中症対策に有効です。
また、梅干しに含まれているクエン酸は、疲労回復を促します。
仕事や運動をして汗をかいた後は、麦茶を飲んで水分補給し、梅干しで肉体疲労を解消しましょう。
ただし、食べ過ぎは塩分過剰の原因になりますから、梅干し一個が目安になります。
梅干しを携帯することが難しい場合には、塩分が含有されているキャンディ等を携帯するのがおすすめです。
また、日々の食事で、意識的に水分と塩分を摂取するように心がけることも大事です。
麦茶は和食にも洋食にも合いますから、食事中の飲み物としても最適です。
さらに、食事に漬け物を添えたり、おやつに塩せんべいを食べたりして、塩分を適度に摂取しましょう。
熱中症予防のため、麦茶を飲んだら適切な量の塩分を摂る習慣を身につけましょう。
千紀園スタッフ 2020.7.29
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