近江の和紅茶　ティーバッグ（テトラ）3ｇ×2個

最近よく耳にするようになった「和紅茶」とは、その名の通り、日本産の茶葉でつくった紅茶のことで、まろやかで渋味の少ない味わいが特徴です。

紅茶と聞くと、ダージリンやウバなどインドやスリランカを産地とした外国産をイメージするかもしれません。
しかし、実は紅茶と日本茶は原料となる茶葉は同じで、茶葉を発酵させずに作られたものが日本茶、発酵させて作られたものが紅茶なのです。

今回、お届けするこの和紅茶は、当店があるここ滋賀県で育まれた、普段日本茶として親しまれている上質な茶葉から作られたものです。
香りの良さだけでなく、ほのかに日本茶のすっきりとした旨みが感じられ、砂糖を入れずにストレートで飲んでいただいても自然な甘みが感じられます。

実は日本茶発祥の地である滋賀県は、優良な日本茶の茶葉が採れるお茶の産地を多く擁しています。
最近人気が高まっている和紅茶は日本各地で作られていますが、ここ滋賀県の上質な茶葉から作られる和紅茶の美味しさを皆様に届けたい。
そんな思いで研究を重ね、本当に美味しいと思える和紅茶と出会いました。

ぜひ、至福の一杯をお楽しみください。

こちらの和紅茶は、「おくみどり」と呼ばれる、日本茶の品種として広く栽培されている茶葉から作られています。
おくみどりは、すっきりとしたさわやかな味わいと香りが特徴で、耐寒性もあり山間部での栽培にも適した品種です。

春摘み、夏摘み、秋摘みと主に年3回行われる茶摘みの中で、「夏摘み」のものを使っています。
太陽をしっかりと浴び育った夏摘みの茶葉は、春摘みのものと比べて芳醇な香りと深い味わいを楽しめます。

針金状の細長いリーフ型の茶葉を少し刻んで細かくしたものを、テトラティーバッグに詰めています。
気軽に淹れられるティーバッグの中でもテトラ型は茶葉のジャンピングがしっかりとできる形をしているため、紅茶の豊かな香りと味わいをしっかりと引き出すことができます。

こちらの和紅茶は、滋賀県の南東部、鈴鹿山脈で三重県と接する甲賀市土山町で100年にわたって茶業を営まれている中村農園で作られています。

お茶発祥の地と言われる近江（滋賀県）の中でも古い歴史を持つ土山町は、昔から良質なお茶を生産してきた地です。
その土山町内の茶園の中でも、中村農園は最高地となる標高420ｍに位置しており、年間を通じて平地よりも２～３℃気温が低い条件で農薬、化学肥料を使用しない栽培管理をしています。このような条件の中で育まれたお茶は、味・香りが濃く、同じ茶葉で二煎目、三煎目もおいしく飲める「煎の利くお茶」として親しまれています。

また、細やかな茶園管理を行うことで高品質な茶の生産を実現しており、プレミアムティーコンテスト2023での5つ星受賞や、国産紅茶グランプリ2023で準グランプリを受賞されている今注目の茶農園です。

①お湯を充分に沸騰させ、ティーバッグを入れる前にカップにお湯を少量入れ、カップ全体を温めます
②カップが温まったらお湯を捨て、沸騰させたお湯を再度カップに注ぎます
③直後にティーバッグ１個を入れ、ふたをして静かに2～3分蒸らします
④ティーバッグを静かにお湯から引き上げて、しずくを切ります

※基本となる淹れ方ですので、お湯の量、蒸らし時間などはお好みで調整してください。